2026年度の新入生から男女共学となり、通学生も受け入れる鹿児島県肝付町の鹿児島県立楠隼中学校の入学試験が1月18日に行われた。

倍率は3倍を超え、鹿児島市の試験会場には女子児童の姿も多く見られた。

公立の中高一貫校では全国初となる全寮制の男子校として、2015年に肝付町に開校した楠隼。

しかし、宇宙学などの特色ある教育活動を学ぶ機会をひろげようと、2023年に県が方針を変更し、2026年度から男女共学化と自宅からの通学を認めることになった。

試験会場は学校や鹿児島市、東京、大阪などに設けられ、定員60人に対し、県内外から195人が出願、倍率は3.25倍で前回の1.93倍を大きく上回った。

また、出願者の3割に近い62人が女子児童だった。

倍率は前回を大きく上回る3.25倍に  出願者の約3割が女子児童
倍率は前回を大きく上回る3.25倍に  出願者の約3割が女子児童
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入試では表現力や思考力を量る適性検査と面接が実施され、試験を終えた女子児童からは楠隼への期待の声が次々と聞かれた。

鹿児島市から受験した女子児童は、「ホームページを見ると先輩たちが輝いて見え、文武両道できると思い同校を志望した」とし、「(寮生活は)慣れていないが不安より楽しみの方が大きい」と話した。

同じく鹿児島市から受験した別の女子児童は「宇宙学に力を入れているのでたくさん勉強したい」など、楠隼ならではの専門分野の勉強に対し意欲を見せ、入ってみたい部活について聞くと、「女子が入学して部活を作れるということだったのでバレーボールをやってみたい」と話した。

一方、明確な目標を掲げるのは奄美大島在住の受験生。

「将来の夢が獣医師で獣医学部に進学するための力をつけたくて志願した。(合格したら)寮のみんなと楽しく過ごしたい」と話し、明確な志望動機、そして合格後の新生活に対する期待をのぞかせていた。

楠隼中学校の合格発表は1月28日に行われる。

合格発表は1月28日
合格発表は1月28日

(動画で見る▶「男子校が変わる」鹿児島県立楠隼中学校 男女共学化で入試倍率3.25倍に)

鹿児島テレビ
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