高市首相はこのあと記者会見を開き、23日に召集される通常国会の冒頭で衆議院を解散する意向を正式に表明します。
青井実キャスター:
国民の将来を決める選挙になるという首相周辺の言葉もありますが、このあとの高市首相の会見、どういったことがポイントになるでしょうか。
SPキャスター 橋下徹氏:
消費税についてどうするかですよね。もともと首相の解散権って、首相と国会がぶつかって膠着(こうちゃく)して、にっちもさっちもいかなくなった時に解散とやるんですよ。今、全然ぶつかってないじゃないですか。だから、これはあくまでも高市さんのパワーアップ選挙ですよ。力をつけて国会を乗り切ろうと。
その際に、消費税をもし食料品だけでもいいのでゼロにするということを言えば、与野党で最大公約数的には2年のところでは一致してしまうわけだから、解散する必要があるんですか?今、解散へ解散へって言ってますけど、高市さんはまだ言ってないんでしょ?消費税、これまずまとめて先にやってもらいたいですけどね、解散前に。
青井実キャスター:
その消費税の辺り詳しく見ていきたいと思います。
宮司愛海キャスター:
先ほどの中継の中にもありました、先ほど会見を行った中道改革連合は、恒久的な食料品の消費税ゼロ。一方で、与党は時限的な消費税率ゼロということで2年間を想定しているということです。
青井実キャスター:
この辺りが一緒になるんだったらそのまま協議を続ければいいんじゃないか、解散しないで、ということですよね。
SPキャスター 橋下徹氏:
だって、選挙で問わなくても国会で議論すればいいので。注意しないといけないのは、中道も恒久的な食料品消費税ゼロで、財源はこういうことをやるって言ってるんですけど、政治家の思い付きって結構実現しないことが多いんですよ。それは官僚たちに入ってもらって、しっかり議論しないと。だから、中道の財源はできないとは言い切りませんが、まだ議論を踏まえてないでしょ。これ解散総選挙で国民に訴えるんじゃなくて1回、国会で議論して本当にそれができるのかどうなのか。だって、自民党だって食料品の消費税ゼロなんてできないってずっと言ってたんだから。2年間、できるんだったらもうやればいいわけで。どうなってるんだろう。
青井実キャスター:
ただ、まだ発言してませんから。高市さんは。
宮司愛海キャスター:
ではなぜ与党側は、今になって消費税減税が急浮上したのかというところですが、自民党と日本維新の会の連立合意文書の中に実は、2年間の食料品の消費税ゼロも視野に法制化について検討を行うということが盛り込まれていた。木原官房長官も「排除されているものではない」と話していると。思い出してみれば、去年の参院選では野党が消費減税を掲げている。一方で自民党、与党は消費減税じゃなくて給付を掲げていたわけです。こういったことを踏まえて自民党内からは、連立合意で決めているとはいえ、党内議論は消費税率に関してはほぼないと。賛否あるということも分かります。
これは中道の動きを意識して自民としては今、検討を始めていると。
SPキャスター 橋下徹氏:
明らかにそうですよ。中道が消費税食料品ゼロといったら、選挙はこのままだったら負けてしまう、だから出してやれ。まだ何も議論されていない。国民に問う前に国会で議論してもらわないと。
それと、自民党にも維新にもちょっと戦略家がいないなと思うのが、連立を組んでいるのに選挙で戦うわけです、自民党と維新は、調整しないで。これは初めてのことなんです。今までは自民党と公明党で連立政権を組んで選挙で争えません。ただ、ヨーロッパは連立を組んでいても選挙になったら争うんです。それを目指すんですが、ヨーロッパは連立がいいのかどうなのかは問いません、だって選挙で戦うんだから。だから、維新も政治とカネの問題は連立組んだ時に自分たちの意見を取り下げて自民党に引っ付いていった。政治とカネの問題で消極的になった。でも選挙で戦うんだったら維新は維新らしい政策をどんどん出して、選挙結果後にまた協議をするというのがヨーロッパ型の連立政権、候補者調整をしないというやり方なのに、どうも自民と維新はそのあたりよく理解がないままで、ぶつかり合いながら連立を問うってどういうことなのかなと。
宮司愛海キャスター:
大義をその辺りに置いているという高市首相の発言もありますからね。
青井実キャスター:
あと、食料品消費税ゼロですが、高市さんこれ出してきたのは焦りなんですかね。
SPキャスター 橋下徹氏:
高市さんと自民党は焦りですよね、完全に焦ってます、中道が出てきたので。
青井実キャスター:
まだ選挙をやるかどうかは高市さんはまだ発言されていませんので、このあと午後6時からの会見に注目していきたいと思います。