飲食店に設置する厨房機器について複数の会社とリース契約を結び、買い取り代金およそ1億8千万円をだまし取った罪に問われた施工会社社長の男性に、大阪地方裁判所は無罪を言い渡しました。

施工会社の社長の男性(61)は飲食店運営会社経営の石原義明被告(43)とともに、飲食店に設置する厨房機器1つに対して本来1社としか結べないリース契約を複数の会社と結び、それぞれの会社から機器の買取代金を重複して受け取ってだまし取った罪に問われていました。

被害額は2020年から2022年にかけておよそ1億8千万円にのぼります。

大阪地裁の倉成章裁判官は16日の判決で、男性は施行会社の印鑑や銀行口座を石原被告が使っていたことを認識していたものの、「スムーズに融資が受けることができるのであれば」という程度の認識だったこともあり得ると指摘。

石原被告が男性に全容までは明かさず利用したことが伺えるなどとして「男性に詐欺の故意があると認めるには合理的な疑いが残る」と判断し無罪判決を言い渡しました。

関西テレビ
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