浜岡原発の再稼働をめぐるデータ不正問題で、中部電力の林社長は電気事業連合会の会長を16日付で辞任すると表明しました。
電気事業連合会の林欣吾会長:
「本日付けで会長職を辞任する意思をお伝えし、ご理解、ご了承をいただきました」
中部電力の社長でもあり、全国の電力会社10社で構成する電気事業連合会の林欣吾会長は16日の会見で、会長を辞任すると明らかにしました。
静岡の浜岡原発では、国の原子力規制委員会による再稼働審査をめぐり、中部電力は耐震設計の目安となる地震の揺れを意図的に小さく見せていた疑いが発覚しました。
規制委は、これまでの審査を白紙とする見通しを示し、今月中には中部電力本店への立ち入り検査を実施する方針です。
電事連の会長職は、いわば業界の顔。林会長の任期は今年3月末まででしたが、任期満了を待たず辞任となりました。
電気事業連合会の林欣吾会長:
「中部電力が今やらなければいけないことは、事実解明、原因究明、再発防止策を立てること。喫緊にやらなければいけないことがたくさんありますので、そちらの方に専念するために辞表を提出させていただきました」