高市総理が来週にも解散を表明する予定と報じられるなか、政界では大きな動きが連日続いています。
日本維新の会の吉村代表が大阪府知事を辞職し、さらに立憲民主党と公明党が新党「中道改革連合」を結成。
これらの動きが高市政権にどのような影響を与えるのか、政治ジャーナリストの青山和弘氏が解説します。
■「構図そのものを変えかねない」立憲民主党と公明党の新党結成
来週に衆院解散を表明する予定の高市総理。16日には、日本維新の会の吉村代表が大阪府知事を辞職。さらには立憲民主党と公明党が新党「中道改革連合」を結成するなど、政界が連日動いています。
立憲民主党と公明党の新党結成について、青山氏は「選挙に影響すると思います。構図そのものを変えかねない」と指摘します。
【青山和弘氏】「前回の選挙までは、ほとんどの小選挙区では自民党候補に公明党の票が入っていた。連立解消で(自民に票が)入らなくなるかもしれないぐらいまでは想像できた。新党を作ったので、小選挙区で公明党議員は今回出ませんけれども、中道改革連合にその票がいくということになる」
青山氏によると、公明党の票は「1つの選挙区でだいたい2万票ぐらいある」といいます。その票が「自民党の候補から消えるだけではなく、相手候補に入ることになると影響が出る」と説明しました。
■「単純計算だと50人ぐらい落選者が増えるという計算も」青山氏
公明党の票が自民党候補ではなく「中道改革連合」の候補に流れることの影響について、青山氏は「単純計算だと50人ぐらい落選者が増えるという計算もある」と述べています。
これまでの選挙を振り返っても接戦の選挙区も多く、青山氏は「4万票ぐらいだと接戦じゃなくても、ひっくり返る可能性すらあります」と見通しを示しました。
ただし「前回(2024年)の衆議院選挙とはもちろん情勢が全く違います。高市さんの人気が高いから、そのままではない」としつつも、「影響がないわけがない」と解説しました。
■「なぜ、いまなのか」吉村知事の辞職「衆院選の相乗効果」狙ったか
一方、日本維新の会の吉村代表が大阪府知事を辞職したことについて、青山氏は「会見を聞いても、なぜ今辞職なのか、はっきり分かりませんね」と述べました。
吉村知事は辞任の理由について「都構想について挑戦しないという公約は掲げていない。高市総理が衆院を解散するのは事実なので、同日選で行うべきと判断した」と説明しています。
【青山和弘氏】「都構想の民意を問うということですけど、なぜ、いま都構想の民意を問わなきゃいけないのか。この衆議院選挙で維新の会の候補者を支援する。自分が府知事選挙にもう1回、打って出ることで相乗効果を狙ったとしか思えません」
(関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」2026年1月16日放送)