前回の選挙から4小選挙区となった福島県内の衆院選の構図を整理する。

■福島1区
福島市などを含む福島1区に立候補を予定するのは、立憲民主党の現職・金子恵美(えみ)議員。
一方、自民党の候補者はまだ決まっていない。時間が残されていないため公募はせず、幹事長の鈴木県議に一任。党本部が求める19日までに決める予定だ。

■福島2区
郡山市などを含む福島2区は、立憲民主党の現職・玄葉光一郎議員と、自民党の現職・根本拓(たく)議員。
前回選挙では玄葉議員が当選し、根本議員は比例復活で初当選を果たした。

■福島3区
県内のほぼ半分を占める福島3区は、立憲民主党の現職・小熊慎司議員と、自民党の上杉謙太郎元議員。

■福島4区
浜通りに位置する福島4区は自民党の現職・坂本竜太郎議員と、立憲民主党の現職・齋藤裕喜議員。
新人同士の争いだった前回は坂本議員が接戦を制し、齋藤議員は比例復活だった。

いずれの選挙区もこれまでは自公連立政権により自民党の候補を公明党も応援していたが…。1月15日この構図に大きな変化があった。

■立憲と公明が新党結成へ
“新党結成”で合意した立憲民主党の野田佳彦代表と、公明党の斉藤鉄夫代表。政権与党と対峙するため共有されたのは“中道勢力の結集”、新党の名称はまだ決まっていない。
立憲・野田佳彦代表は「まさに日本の大きな曲がり角だと思いますので、強い覚悟を持ってできるだけ多くの仲間がね賛同して入ってくるようにしていきたいと思います。結果を出して、まさにこれからの政界再編の一里塚にしていきたいという風に思います」と決意を述べた。

公明・斉藤鉄夫代表は「この中道のかたまりを大きくすることが日本の政治にとって、いかに大切かを訴えて、この衆議院選挙に臨んでいきたい」と語った。   

■両党の福島県連・県本部の幹事長は
衆院選に向けて“政界再編”の急展開に、立憲民主党の県連は…。
立憲民主党福島県連・宮下雅志幹事長は「まあびっくりしましたけども、立憲民主党の党本部も公明党さんの本部も含めて、かなり覚悟を持って今回臨んでおられるという風には見えているので、なんとか選挙に間に合うようにね、形になっていただければなという風には思ってます」と話す。

また、公明党県本部は「まだ選挙体制は白紙」とした上で…。
公明党福島県本部・伊藤達也幹事長は「対立と分断ではなくて信頼と調和の社会をしっかり築けるかどうか、そこを県本部としても見ながら、協議を進めていきたいなと思います」と述べた。

■自民党福島県連は危機感
一方、“公明票”を失うことになる自民党県連。県議の1人は福島テレビの取材に「公明党に選挙で協力してもらってきた立場からするとかなりキツい。厳しい戦いになる」と危機感を示した。

異例となる“真冬の政治決戦”が迫っている。

福島テレビ
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