迫る真冬の“解散・総選挙”。15日、野党側で大きな動きが…。

高市首相:
(解散は)通常国会の早い時期ということでお話ししたかと思います。
高市首相が仕掛けた“解散劇”に対し…。

公明・斉藤代表:
“大義”なき解散だと。

日本維新の会・藤田共同代表:
“大義”はあると思います。
解散の「大義」が問われるなか、15日に驚きの動きをみせたのが長年、与党と野党で対立してきた立憲民主党と公明党。
両党は党首会談を行い、出した答えは…。

立憲・野田代表:
新党を作って戦っていこうと。
高市政権に対抗するため、中道勢力を結集する新党結成で合意。
しかし立憲民主党の内部からはこんな声も…。
(立憲・原口一博衆院議員のXより):
“数合わせのための野合には、大義がありません”。
立憲・公明が新党結成で合意
15日午後3時頃、党首会談を開いた立憲民主党の野田代表と公明党の斉藤代表。冒頭のカメラ撮影の間、両者に笑顔はなかった。

しかし、迫る総選挙に向け合意した、その結論は両党による新党の結成だった。

立憲・野田代表:
新党を作って戦っていこうということの合意ができた。

公明・斉藤代表:
公明党・立憲民主党はそれぞれ存続したまま、新党を設立し(衆院選での)統一名簿を作成する。

記者:
総理、おはようございます。
高市首相:
お疲れ様です。
高市首相が与党幹部に、“通常国会の早い時期”で解散する意向を伝えてから一夜。
19日に解散に至る経緯などを国民に向け説明するとしているが、最大の焦点が「解散の大義」にどう言及するか。

自民・鈴木幹事長:
(Q.解散の理由について)連立のパートナーが変わった、そうしたことに対する国民の皆さんの審判というのは、まだ受けていないわけであります。

日本維新の会・藤田共同代表:
新しい連立政権の是非、そして連立合意書に書かれたことの是非を堂々と問おうと、これが私たちが考える一番スッキリした大義であります。
“大義はある”と与党側は強調するが、野党側は反発。

立憲・野田代表:
なぜこの時期の解散なのか。

公明・斉藤代表:
今回の解散は国民生活を蔑(ないがし)ろにした、大義なき解散だと思います。
高い支持率を維持する高市政権に対抗するため両党が出した答えは、保守でも革新でもない、“中道勢力”を結集する新党結成だった。

立憲・野田代表:
勇ましいことばっかり言う政治に対抗して、国民生活に根ざしたことをしっかり訴えていく“中道勢力”というのは、まさに今、日本にとっては大事だと。

「今後の運びについては代表に一任することでご異議ありませんか?」
「異議なーし!」
党内で対応を一任された立憲・野田代表。
一方の公明・斉藤代表も…。

公明・斉藤代表:
どういう方法で“中道勢力”の結集を図っていくか、その提案をさせて頂きたいと、そしてご了解を頂きたいと。

中道勢力を結集させる両党の思惑が一致。
新党を結成し、早ければ2月8日に投開票を迎える衆院選で統一名簿を作ることで一致した。
ただ、参院議員と地方議員については、立憲・公明それぞれの党に引き続き所属する、としている。
公明党支持者「これは時代の流れ」
支持者は今回の新党結成についてどう感じているのか。
創価学会を支持母体する公明党。

1999年のいわゆる「自自公連立」から2025年の石破政権まで、自民党と連立を組み続けていた。
公明党支持者からは様々な声が…。
公明党支持者:
2つで新しい党をつくっても足りない、力は…。でも一本になればいいと思う。昔の新進党みたく、集まれば与党に対応できる。これは時代の流れだと思う。あとは期待するしかない。
公明党支持者:
すごく賢明な判断だった。公明党らしさを大きく出していくためには、自民党といつまでも組んでいても難しいのではないかと感じていた。
一方、自民側は“新党”に警戒感を見せている。

自民・小野寺税調会長:
激戦区、接戦区においては少なからず影響あるかな。中道と言うより、かなり左の方になるのかなと。
また、立憲民主党のなかから反発の声も…。

(立憲・原口一博衆院議員のXより):
「“数合わせのための野合には、大義がありません”。
戦後最短の決戦となる可能性がある今回の解散総選挙。新党の名前は近く発表される見通しだ。
(「イット!」1月15日放送より)
