1月14日、皇居で新春恒例の宮中行事『歌会始の儀』が行われた。新潟県内からは2人が入選し、それぞれに思い込めた短歌が天皇皇后両陛下の前で読み上げられた。

新潟市の会社員 “雪”にまつわる作品で入選「本当にうれしく光栄」

皇居で行われた新春恒例の『歌会始の儀』。全国から集まった約1万5000首の中から選ばれた10首が天皇皇后両陛下の前で読み上げられる。

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今回のお題は『明』。新潟県内から選ばれた一人が新潟市秋葉区の会社員・鈴木好行さんだ。

鈴木好行さんの作品:
静かなり 一夜で変わる 北の町 障子戸越しの 雪明かりかな

鈴木好行さん
鈴木好行さん

鈴木さんは「格式高い宮殿で私の歌が選ばれて歌われたのは本当にうれしく光栄に思う。皇后様が小さいときに新潟に来られたとき『一晩で40cmも50cmも雪が降りました』というお話を聞いた」と話す。

高校生はミョウバンで“淡い恋心”表現「両陛下から秀逸と」

そして、もう一人、今回最年少で選ばれたのが東京学館新潟高校2年の本間優大さんだ。

本間優大さんの作品:
明礬の 再結晶の 実験は 君への恋を 形にしてる

東京学館新潟高校2年 本間優大さん
東京学館新潟高校2年 本間優大さん

水に溶かしてゆっくりと冷やすと透明で美しい宝石のような結晶ができるミョウバン。理科の実験中に見たミョウバンの結晶のきらめきを中学時代の淡い恋心に重ねたという。

「自分の気持ちを全開に出せるので、そこも短歌の魅力」と話していた本間さん。普段なかなか口に出せない思いも短歌に乗せることで表現できるという。

ミョウバン
ミョウバン

自らの歌が読み上げられた後には「天皇皇后両陛下からは、ミョウバンと恋心を合わせたところが秀逸であると言われた。天皇陛下の小中学校時代のミョウバンに関する思い出も教えてもらった」と話した本間さん。

等身大の思いは両陛下の心にも響いたようだ。

本間さんは「入選すると教務室の前の棚の上に写真が飾られる。東京学館の一員として歴史に名を残せたのがすごくうれしい」と笑顔を見せた。

歌会始の儀の2027年のお題は『旅』。すでに受付が始まっている。

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NST新潟総合テレビ
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