工事現場などで使われる作業着が、主婦層や外国人観光客の間で人気を博している。
「ワークマン」では女性の購入者が増え、普段着としての需要が拡大している。
また上野の専門店では、コスプレ目的の外国人客にも受けているという。

工事現場などで活躍する作業着が今、意外な着用シーンで注目されている。
作業着メーカー「ワークマン」によると、購入する客のニーズが徐々に変化しつつあるという。

ワークマン広報部・小雀杏実さん:
作業着用として販売を始め、今だと結構女性の方が買われています。
家から外まで全部一緒に着られる服、のような。
作業着のニーズが、仕事場から一般家庭、特に主婦層などへ広がってきているという。
愛用している人は、どんな場面で作業着を着るのか聞いた。
40代女性:
通勤で着ています。普段着としても普通の服にも合わせやすい。周りの友達もすごく使っています。ポケットが多く、袖も風を通しにくい。
60代女性:
オシャレになってきたなと思っていました。お値段も安いですよね。

保温力や防水性、ストレッチ素材など作業着メーカーならではの高い機能性や、カジュアルなデザインに、物価高の中で商品の多くが5000円以下と低価格なのも魅力だという。

こうしたニーズに対し企業側は、商品のカラーバリエーションを増やしたり、重くて乾きにくいといわれるデニム生地のデメリットを解消した作業着を新たに販売するなど、商品開発に力を入れている。
外国人観光客の“人気スポット”に
一方、東京・台東区の上野にある作業着専門店「ビックユニフォーム上野店」では、意外な現象が起きていた。

2025年から、連日のように外国人観光客が訪れるようになったという。
海外では見ない小型ファン付きの作業服や、頑丈な安全靴など、日常生活や仕事で使うために外国人観光客が購入していた。

台湾からの観光客:
今履き替えます。台湾の農業で仕事をしていますので、この靴はぴったりです。
さらに人気を集めているのが、半纏(はんてん)だ。

ビックユニフォーム上野店舗統括部マネジャー・佐々木智宏さん:
(外国人客が)「面白い!面白い!」って買っていきます。
背中には、「ドン」と赤富士があるようなデザインになっています。
そして、もうひとつ。

ビックユニフォーム上野店舗統括部マネジャー・佐々木智宏さん:
ニッカーボッカーを履いて、忍者スタイルみたいな感じでコスプレされる方が多いです。裾を絞って靴を履く。
コスプレ目的で購入する外国人客も多いという。

半年前は全体の3割だった外国人観光客の売り上げが、ここ最近では7割に激増したという。
一般家庭だけでなく、外国人も魅了する日本の作業着。
ニーズの高まりとともにバリエーションもさらに増えそうだ。
(「イット!」1月14日放送より)
