福岡県内にある音楽スタジオのレジの前で、茶髪の男が身ぶり手ぶりを交え店員と談笑しています。
防犯カメラに映るこの人物は、エレキギターを鳴らすために使う高級アンプを借りたまま返さない“借りパク男”とみられています。
音楽スタジオの担当者は「男に頼まれアンプを貸した」と話します。
Sound boogie大橋店・百留孝明さん:
今月8日からレンタルしたい、1泊2日でレンタルしたいということで問い合わせがあって、今月8日に店頭に取りに来て、9日の夜8時に返却という予定でお貸ししました。
借りパク騒動の始まりは1月5日の午後8時過ぎ。
スタジオに送られてきた男からの「マーシャルのJCM800のヘッドアンプのみレンタルしたいのですが、可能でしょうか。1月8日の13時受け取りでお願いできますでしょうか」というLINEでした。
そして受け取りの1月8日。
福岡県内にある音楽スタジオ「Sound boogie」に男が訪れた際の様子を捉えた防犯カメラ映像です。
借りパク男はスタジオの担当者と談笑した後、マイナンバーカードを提示しケースに入ったアンプのヘッド部分を手にスタジオを出ていきました。
百留さんは「見た感じだと普通の茶髪のバンドでもやっているのかな、というような風貌に見えますね」と話しました。
貸し出したアンプはロックギタリスト御用達のイギリスのメーカー「マーシャル」の高級アンプで価格は約30万円。
1日1万円で貸し出しましたが男とは、それっきり連絡がつかなくなりました。
貸し出したアンプはその後、ヤフーオークションで売られていたことが判明。
“借りパク男”がそのまま出品した可能性があるとみられています。
福岡県内では今、同様の高級アンプ“借りパク被害”が相次いでいます。
実際、借りパク男とみられる男の姿は福岡県内にある別の音楽スタジオでもカメラに捉えられていました。
店に現れたのはやはり茶髪の男。
音楽スタジオ「Sound boogie」を訪れた“借りパク男”と比べてみると、髪や背格好など特徴から同一人物に見えます。
このスタジオから借りパクされたのも高級アンプ「マーシャル」のヘッド部分でした。
2026年に入ってから福岡県内の音楽スタジオで相次いでいる高級アンプ“借りパク事案”。
いずれの音楽スタジオも警察に被害を相談しています。