約50年にわたって続いてきたガソリン税の暫定税率が廃止されて14日で2週間となります。
福岡県内での影響を取材しました。
福岡県北九州市門司区にあるガソリンスタンドです。
給油に訪れた人たちは…。
◆訪れた人
「下がったでしょ?前に比べると」
「安い方が助かるので、ちょっと遠出しようかなっていう気にもなる」
「どこに行くにも車使うしガソリンいるしね。下げられるんだったら下げたほうがいい」
このスタンドの13日のレギュラーガソリンの価格は、1リットル当たり145円。
2か月前に同じ店舗で取材したときより12円安くなっていました。
◆九州石油 片上給油所 古賀歩 店長
「年末で暫定税率が廃止になりましたので、それで店頭価格が安くなっています」
1974年からガソリン税に上乗せされていた暫定税率。
これを廃止することで与野党6党が合意し、レギュラーガソリン1リットルに上乗せされていた25.1円の暫定税率が12月31日をもって廃止されました。
これを受けガソリンの価格は徐々に下がり、県内の最新のレギュラーガソリンの平均販売価格は1リットル当たり156.8円と8週連続の値下がりとなっています。
◆九州石油 片上給油所 古賀歩 店長
「お客さまからも『安くなったね』という声はよくいただきました。お店としてはお客さまがどんどん来てくれたらうれしい」
一方でこの時期、需要が高まる灯油は…。
◆記者リポート
「きょうは18リットルで1980円です。高止まりが続いているという印象です」
同じ店舗でも去年の同じ時期と比べて150円近く高くなっているということです。
◆九州石油 片上給油所 古賀歩 店長
「原油が上がったりという仕入れの価格で(販売価格が)上がってきている。元々灯油には暫定税率がかかっていないので、今回の暫定税率廃止の影響を受けていないので安くなっていない」
灯油には現在、1リットル当たり5円の補助金が出ていますが、これも3月に終了する予定です。
産油国の政情不安が続く中、私たちの暮らしに欠かせない石油の価格はどうなっていくのか。
財源の問題と共に、注視する必要がありそうです。