政府与党内の一部で急浮上した通常国会冒頭での「衆議院解散案」は、連立政権を組む与党・日本維新の会にとっても「寝耳に水」だったようです。

関西テレビ・犬伏凜太郎記者の解説です。

■吉村代表 解散について9日に「一段階ステージが変わったというやりとりした」

【犬伏凜太郎記者】
維新の吉村代表は今月7日、記者団に対し、「高市総理と話している限り、政策重視で解散の雰囲気は一切感じたことがない」と解散の温度感は低い実感を述べていました。

しかし、その2日後の9日、吉村代表は官邸での政府与党連絡会議に参加し、終了後に高市総理と2人で歩きながら何かを話している様子でした。

吉村代表はこの時に、解散ついて「一段階ステージが変わったというやりとりをした」と明かしています。

解散浮上の報道が出たのが同じ9日の夜ですので、維新にとっても急遽の解散案浮上だったことが伺えます。

■維新幹部「やってきた調整が水の泡に。選挙はやりたくない」本音も

【犬伏凜太郎記者】
ある維新幹部からは「ここまでやってきた調整が水の泡になってしまう。選挙は当分やらなくていい、やりたくない」という本音も聞かれました。

また、自民党内からも衆院選で議席数を伸ばしたとしても「参院では少数与党のままだ」などと、来年度予算案の審議より解散を優先することに疑問の声があがっています。

与野党から様々な声が上がる中、沈黙を続けている高市総理の判断が注目されます。

(関西テレビ「newsランナー」2026年1月12日放送)

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