12日は、成人の日、二十歳を祝うイベントが県内各地で開かれました。
暗いうちから、振袖の着つけが行われる広島市のフォトスタジオ…
二十歳の若者たちが次々と訪れ、華やかな振袖をまとっていきます。
娘の晴れ姿にお母さんも笑顔です。
【新成人】
Q:お母さんに一言
「きょうまで育ててくれてありがとうございます。これからもよろしくお願いします」
ことしは、シンプルな柄と白やベージュ系の色味が人気で、ヘアセットは水引や金箔をつかったアレンジをする人が多いということです。
【新成人】
「これはお母さんが二十歳のときに着ていた着物。すごく気に入っています、色とかも結構、珍しい。柄が入っていないのもかわいいなと」
Q:ネイルも合わせましたね?
「着物と同じ色にしてもらいました」
今年度二十歳になるのは、2005年4月2日から2006年4月1日までに生まれた人たち。
この世代は中学、高校の学校生活が新型コロナの影響を大きく受けた世代です。
【新成人】
「(中学・高校は)マスクの写真が多くて思い出を見てもマスクが多いから何も制限なしで成人式を迎えることができたのは本当にうれしいです。大きくなったねと言い合って写真を撮ってみんなでいつも通りワイワイしたいと思っています」
【加藤キャスター】
「広島市では、ここエディオンピースウイング広島で初めて20歳の集いが開かれています。ものすごい数の人です。晴れ着に身を包んだ皆さんの笑顔、本当にまぶしいです。」
広島市は今年式典と、同級生との交流の場を分散させず、同じ会場で一同に集えるようにとの思いから「エディオンピースウイング広島」での開催を決めました。
【新成人】
「会える幅が広がるから嬉しいです」
「サッカーをやっていたのでスタジアムで成人式をやるのは、すごくワクワク、楽しい気持ちになります」
同級生との再会を喜び合う若者たち…
【二十歳の誓い・南幸奈さん】
「晴れやかな思いで二十歳という節目を迎えられたことを大変うれしく思います。これから無限大の可能性をもつ私たちは、広島の歴史を胸に刻み、そして進化し挑戦し続ける広島の姿に勇気をもらいながら、いかなる困難があろうとも背中の翼で羽ばたき、自らの未来を切り開いていくことをここに誓います」
県内で今年度二十歳になる人は2万6368人。
きょうは6つの市町で式典が行われました。
一方、11日、雪が舞う中安芸高田市で行われた「二十歳のつどい」会場で企画されたのは「10年タイムカプセル」です。
10年後の自分や大切な人に向けてしたためた手紙を市が保管して30歳で受け取ります。
【新成人】
「安芸高田市で生まれ育って友達にも恵まれて育ってきたので、20年後30年後も仲良く今まで通りに過ごせたらいいなという思いを込めて書きました。将来ゆくゆくは安芸高田市に就職して地域を盛り上げていければと思っています」
「10年後もきょうみたいに変わらずみんなでニコニコ笑っていたいと思います」
お酒が飲める年齢ならではのイベントも…
【広島市・松井一実市長】
「みなさん本当におめでとうございます。夢・希望が少しずつ叶っていくというこれからの人生の一歩にして歩み出していただきたいと思います」
「乾杯!」
東広島市ある西条酒蔵通りのイベントでは…
酒樽とともに記念撮影をする親子の姿がありました。
【新成人】
「とにかくやりたいことをたくさんできる人生にしたいと思います。来年度から社会人なので頑張りたいと思います。すごく立派に成長してくれてきょうはとってもいい日になったと思います」
【父親】
Q:いつか一緒に飲みたい?
「日本酒で乾杯したいと思います」
自分で書いた文字を木枡に焼き付ける「酒都」ならではの記念品も。
名前の漢字を書いたのは、一緒にこの日を迎えた双子です。
【新成人】
Q:どうですか?
「結構キレイに書けたと思います」
Q:どんな大人になりたい?
「自立した大人になれるように頑張ります」
笑顔であふれた二十歳の門出の日。
若者たちは喜びと感謝を胸に、新たな一歩を踏み出していました。
《スタジオ》
【辰已キャスター】
12日は街全体で20歳の皆さんを祝福する雰囲気がありました。
通りかかった街の人が「綺麗だね、おめでとう」と声をかけている姿が印象的でしたね。
さて「今年度」の成人祝賀行事の対象者は県内全体で「2万6368人」で昨年度と比べて「775人」少なくなりました。
ただ、こうして過去20年ほどの推移をみますと、2002年と比べ「およそ1万人」減っていることがわかります。
少子化がこんなに進んでいることを数字で見ると改めて感じさせられます。
今日をもって大人の仲間がまた増えたと考えると、これからどうやって盛り上げていくか、広島を元気にしていくか一緒に考えていけたらというふうにも感じます。
少子化を食い止めるためにどのようなことが必要か。
きょう晴れの日を迎えた若者たちとこれからしっかり議論し、共に考えていくことが重要といえそうです。