女子ラクロスの台湾代表チームが嘉島町で合宿を行いました。監督を務めるのは日本人女性。国内での競技認知度の向上を図るのが狙いです。
【山田幸代監督】
「オフボールのプレーヤーが戦術を理解することでディフェンスがずれるからスペースができる」
8日木曜から2日間、嘉島町のCOSMOSで合宿を行ったのは、女子ラクロスの
台湾代表チームです。
ラクロスは、直径約6センチのゴム製のボールを専用のスティックを使って奪い合い、相手ゴールに入れることで得点を競う10人制のチームスポーツ。
コートの広さは、サッカーとほぼ同じですが、ゴールがコートの端より14メートルほど内側に配置されるため、素早い攻守の切り替えやゴール裏からの攻撃などスピード感あふれる展開で観客を魅了するスポーツです。
今回、台湾チームが熊本で合宿をするきっかけとなったのが、山田幸代監督です。
日本人初のプロラクロス選手としてオーストラリアのプロチームで活躍するなどし、
現在は台湾の女子代表チームを率いています。
【山田幸代監督】
「台湾コミュニティのあるこの町・熊本で自分たちが誇りをもって応援されるチームになるかというところから伝えていきたいと思っていたので熊本合宿を決めた」
競技の認知度向上だけでなく、台湾と熊本の国際交流という意味合いも大きい今回の合宿ですが、山田監督が見据えるのはラクロスが正式種目に決まった2年後のロスオリンピックやさらに、その先です。
【山田幸代監督】
「日本を強くするために自分が世界に出たので日本を強くするために自分が経験したことをすべて最後は持ち帰って日本がメダルを取ることに力になれるようなシーンを
作っていけたら」
今回ご紹介した山田監督ですが、世界ラクロス協会のルール委員会でチェアマンも務められ、ロスオリンピックでのルール策定にも携わるなどまさに日本ラクロス界の
第一人者です。台湾代表の活躍、そして、山田監督の今後にも注目です。