イランの反政府デモは、当局が武力で鎮圧に乗り出し、首都テヘランだけで200人を超える犠牲者が出ていることがわかりました。
12月末に始まった物価高騰に対する抗議デモは、全国31の州に拡大する中、治安当局は8日からインターネットを遮断して、鎮圧に乗り出しました。
こうした中アメリカのタイム誌は10日、匿名を条件に取材に応じた医師の話として「首都テヘランの6つの病院だけで、デモに参加した217人の死亡を確認した」「ほとんどが実弾によるもので、犠牲者の多くが若者だった」と報じました。
1979年のイラン革命前の王制の下で皇太子を務め、アメリカに亡命中のパーレビ氏が週末にデモ拡大を呼びかけており、被害がさらに拡大するものと見られます。