2026年は、世界遺産「サグラダ・ファミリア」を設計したガウディが亡くなって100年。
その節目の年に、原点に触れる事ができる公式展覧会が東京で始まりました。
スペイン・バルセロナで140年以上も造り続けられている大聖堂「サグラダ・ファミリア」。
この教会をデザインしたのが、“天才建築家”と呼ばれるアントニ・ガウディです。
そのガウディが亡くなって2026年で100年。
ガウディの人となりや、創作の原点に迫る世界初の大規模な展覧会「ガウディ没後100年公式事業 NAKED meets ガウディ展」が10日から東京で始まりました。
公式アンバサダーを務めるのは、Hey!Say!JUMPの伊野尾慧さんです。
会場には、ガウディの遺産を管理するガウディ財団が所蔵する貴重な資料が集められています。
特に注目されているのは、世界初公開となるサグラダ・ファミリアの設計図の原案です。
大聖堂という巨大建築を前に、何度も描き直しながら構想を深めていった様子が図面からも読み取れます。
さらには、ガウディ自身が書き残した直筆のノートも展示され、建築家としての技術だけでなく、どんな思いで作品に向き合っていたのか、日本語の解説とともに紹介されています。
会場には体験コーナーも。
ガウディが設計に取り入れた独特の手法を来場者が自ら体験できるコーナーは、画面の案内に従って点と点をつないでいくと、ガウディの作品を思わせる不思議でユニークな形の建物が完成します。
さらに、バルセロナにある世界遺産ガウディが設計した「グエル公園」のシンボルとなっているオオトカゲの置物を再現した展示では、そばにあるパネルに触れるとオオトカゲの皮膚の色を自由に変えることができ、ガウディの色彩感覚を体感できます。
株式会社ネイキッド 代表取締役・村松亮太郎さん:
ガウディといえば、サグラダ・ファミリアという建物のイメージが強いと思う。AI(人工知能)の時代になっている今、クリエイティビティー(創造力)はどこから生まれるのか感じてもらえるとうれしい。
会場には若者や家族連れの姿も多く、大人も子どもも体感しながら学べる展示が広がっています。
来場者からは「すごく神秘的で、どのように彼がつくって、彼の思考なども読めてすごく面白い」「オオトカゲに色を塗って、自分の好きなものに再現できる。結構、子どもも楽しんだ」といった声が聞かれました。
ガウディの原点に触れることができる展覧会は、東京・天王洲の寺田倉庫G1ビルで3月15日まで開催されます。