年明けのスーパーでは例年とは違う値動きが見られている。一方で、物価高が続く中、店側は、消費者の購買意欲の低下を懸念している。

「本来安くなるものが高く…」年明けの売り場に異変?

年が明けて1週間、スーパーの買い物客は…

買い物客:
やはり財布のひもが緩む。年末年始は落ち着いたので考えながら買い物しようかなと思っている。

買い物客:
お正月にいっぱいお金がかかっているから財布も厳しい部分はある。

スーパーマルセン 太田雅悠 専務
スーパーマルセン 太田雅悠 専務
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消費者の価格を見る目が厳しくなる中、三条市のスーパーマルセンの太田雅悠専務は「本来であれば安くなるものが、ちょっと高くなっていたり、逆に本来であれば高いものが新年に安くなっていたりする」と話す。

年明けの時期に予想以上に高値となっているのが豚肉だ。

太田専務は「こちらの豚肉が昨年から比べて約100g当たり10円ほど仕入れ値で上がっている」と明かす。

豚肉
豚肉

需要の高まる年末年始を経て、例年、年明けには価格が落ち着く豚肉。

去年のうちに広告を発注していたため、この日は、原価が高い中でも特売品として並んでいた。

コメは高値続き購買意欲低下…「売れず滞留してしまう」

高値が続くコメは、5kg5000円前後で販売。依然として仕入れ値が高いまま推移していて、店頭に並ぶ売価も高止まりしているのが現状だ。

コメに“値引きシール”
コメに“値引きシール”

ただ、中には割引シールが貼られている商品も。

太田専務は「なるべく精米日から日が経たないように工夫しないと、高いまま店頭に並べておくと売れなくて滞留してしまう状況が最近では顕著に見えている」と現状について説明する。

購買意欲が低下する一方、1月8日に発表されたコメの取引関係者への調査では、向こう3カ月のコメの価格を見通す指数は新型コロナ禍で需要が落ち込んだ2021年9月以来の低い水準に。

在庫の回復により、今後、コメは安くなるという見方が強まっている。

2026年望むことは「購買意欲を損ねないような価格に」

一方、野菜でお買い得なものも。

レンコンの年明けの価格は例年、100g100円ほどだが、この日は70円台に。ダイコンも年明けは例年より40円ほど安い170円台となっている。

長引く物価高に買い物客は疲弊していると話す太田専務。2026年に望むことを聞くと…

「消費者の購買意欲を損ねないような価格にこれからなっていくと我々としてもありがたい。商売がしやすいという思いはある」と語った。

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NST新潟総合テレビ
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