12日(月)は「成人の日」。今年は日本海側を中心に“冬の嵐”に見舞われ、広い範囲で大雪、場所によっては暴風雪となる予想が出されているが…。

これまで「成人の日」は、どんな天気だったことが多いのだろうか。

日本海側はほぼ「雪」

直近30年(1996年-2025年)の「成人の日」の天気を振り返ってみると、冬型の気圧配置や日本海を進む低気圧の影響で、日本海側で雪や雨の日が多かった(北へ行くほど雪)。

北の大地、北海道の札幌市では、直近30年で1㎝以上の雪が降ったのは19回、そのうち5回は10㎝以上となっている。

一方、太平洋側は雪になった日は少ない。だが、大雪に見舞われたことも。

東京都心で「18cm」

1998年の成人の日(1月15日)は、新潟市の市街地で29㎝の雪が降ったが、日本海側の広範囲に雪をもたらす冬型の気圧配置でなく、本州の南岸から三陸沖へ進む低気圧により、関東甲信や東北の太平洋側でもまとまった雪となった。

1日で東京都心では18㎝、仙台市は24㎝の雪が降り、成人式の晴れ着には過酷な大雪となった。

2013年の成人の日(1月14日)は、本州の南を急発達しながら進んだ低気圧によって関東南部を中心に大雪。1日で東京都心で8㎝、横浜市は13㎝の雪が降った。

またこの日は、千葉県銚子市で最大瞬間風速38.5m/sを観測するなど、風も強かった。

今年の“地方別”天気予報

今年の「成人の日」は、冬型の気圧配置で列島は強い寒気にすっぽり覆われる。日本海側は雪。大雪や猛吹雪など冬の嵐。太平洋側は晴れる所も風冷えとなる。

地方ごとの天気予報は以下の通り。

・北海道…日本海側中心に雪。風が吹き荒れ、ホワイトアウトも。

・東北…内陸や山沿いで短時間に積雪急増。

・北陸…広く雪で、昼頃まで大雪警戒。

・関東甲信…平野部は晴天、乾燥、強風。雪は山沿い。

・東海…晴れるが、山沿いで局地的に大雪。

・近畿…午前は曇り、午後は日が差してくる。

・中国地方…雲が多く、山陰は午前に雪。

・四国…朝は一部で雪雲の流れ込みも。日中は天気回復。

・九州…雪は前日。成人の日は雲が多め。

・沖縄…雪は降らない。(降ったら大ニュースに…)

式典に参加されるみなさんは、最新の気象情報を確認してほしい。

【執筆:日本気象協会・木村健一気象予報士】

フジテレビ気象センター
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最新の気象・防災情報や、「なぜそういったことが起こるのか?」現象の背景を徹底解説。フジテレビ気象センターに所属する気象予報士9人の他、日本気象協会、ウェザーマップとも連携し、天気を味方につけて毎日が楽しくなる情報や、つい誰かに話したくなるような情報などお届けします。