「きのうに引き続き、きょうも事故があったエスカレーターの現場検証が行われています。安全管理の問題はあったのでしょうか」(東木場緋香記者)
北海道小樽市のスキー場での現場検証は2日目。
エスカレーターの内部を念入りに確認し、機械トラブルがなかったのかなど調べました。
この事故は2025年12月28日、小樽市の朝里川温泉スキー場で、札幌市東区の後藤飛向ちゃん5歳が屋外のエスカレーターに挟まれて死亡したものです。
死因は首が圧迫されたことによる窒息死でした。
事故は駐車場からゲレンデへと向かうベルトコンベヤー状の上りエスカレーターで発生。
飛向ちゃんは転倒し右腕や服が機械に巻き込まれました。
国土交通省などによりますと、事故があったエスカレーターは屋外で建物と接続していないため、建築基準法が定める「昇降機」に該当せず、安全基準や定期点検の義務がなかったことが新たに分かりました。
「乗り物ではあると思うので安全は確保されるように対応してもらいたい」
「初めての子や小さい子にとっては怖さはある」
「危ないなっていうのはわかっていたので、いつも気をつけて(娘が)小さいときは手をつないで(乗っていた)」(いずれも利用客)
警察は安全管理体制に問題がなかったか業務上過失致死容疑での立件の可否も含め調べを進めています。
このエスカレーターは駐車場からゲレンデにあがるために設置され、利用者はスキーを装着せず利用するのが基本で、乗り場にも降り場にも監視員はいませんでした。
降り口に異物が挟まりフタが開くと自動で停止するシステムでしたが、事故当時は作動しませんでした。
このエスカレーターは中国の会社が製造したもので、同じ会社のものが今シーズン十勝のスキー場に登場し、1月7日に見せていただきました。
毎朝、スタッフが動作確認をして運行を開始。
乗降口にはスタッフを1人ずつ配置し、停止させるための非常ボタンも設置されています。
降り口のベルトとフタの隙間は数ミリで何かが挟まるとアラームがなって自動停止する仕組みです。
さらにこのタイプはセンサーもついていて転んでしまって降り口まで来ても停止するようになっています。
試しにスコップを挟んでみると…停止しました。
「(事故は)保安装置の不具合だと思います。使い方だと思うんですよね。それと、安全意識」(十勝サホロリゾート 増子幸一課長)
止まらなかったのは、なぜなのか、原因究明と再発防止が求められます。