アメリカの有力紙、ニューヨーク・タイムズは毎年恒例の特集「今年行くべき52カ所」を発表し、日本から長崎と沖縄が選ばれました。
長崎は17番目に選出されました。
ニューヨーク・タイムズは、1945年の原爆投下で市の中心部が壊滅を免れた点に触れ、「失われるはずだった街が残った」という歴史的背景を紹介しています。
その上で、世界的に核拡散の脅威が再び意識される中、訪れる意義のある場所だと評価しました。
また、JR長崎駅周辺の大規模再開発が完了したことにも触れ、樹齢800年のクスノキや、創業1624年の老舗菓子店「福砂屋」、被爆者の子どもが40年近く営むジャズバーなど、具体的な店名やスポットを挙げて紹介しています。
沖縄は46番目に選ばれました。
2019年の火災で焼失した首里城が、伝統的な工法による復元を経て、2026年秋に再公開される予定であることが評価されました。
ニューヨーク・タイムズは、首里城が13世紀に起源を持つ琉球王国の中心地であり、ユネスコの世界遺産である点を強調しています。
また、再開前でも楽しめるイベントとして、3000以上のランタンがともる「琉球ランタンフェスティバル」や、伊江島で開かれるユリ祭りにも言及しています。
ニューヨーク・タイムズの「今年行くべき52カ所」は、世界中の旅行者や観光業界から注目を集める特集で、行き先として国際的な関心が高い日本は毎年選出されています。