けん玉検定最高位のマスター1級に合格し世界大会6位に入賞した中学生が菊池市にいます。世界一のけん玉プレーヤーを目指す岩根 歩空さんに密着しました。
けん玉を自在に操るのは菊池市に住む中学1年生・岩根歩空さん(13)です。歩空さんは九州に4人しかいないけん玉検定最高位の『マスター1級』に合格。けん玉プレーヤーとしてイベントに引っ張りだこでこの日も華麗な技を披露しました。
【菊池市立旭志中学校1年 岩根歩空さん】
「楽しくやれました。みんな盛り上がってくれて良かったです。」
10歳からけん玉を始めた歩空さん。朝起きてから夜寝るまで練習し技を磨いています。
【父・岩根健史さん】
「けん玉をしないということはない。朝起きてけん玉を触る。学校に行って帰って
来てけん玉。宿題して風呂に入った後もけん玉。寝る直前までけん玉を触っています。けん玉なので遊びの一つというか特技の一つになればいいと思っていたけど、ここまでくると家族も感化されて一緒にやり始めた。好きこそ物の上手なれ、常に触れることそれで見る見るうちに上達していくのを、逆に教えてもらった気がします。」
特製のボードには100本以上のけん玉がずらり。大切にしている1本をみせてもらいました。
【父・岩根健史さん】
「これは小学4年生の時の誕生日に買ってあげた(けん玉)です。買って上げた物としては最初の1本となります。」
【歩空さん】
「うれしかったです。けん先が普通は尖っているけど潰れるまで練習しました。」
【父・岩根健史さん】
「とにかく、本人が、けん玉が好きで色んなところに練習会とか大会とか全国各地に行って本人が極めた」
地元の中学校に通う歩空さん。練習の時には見られないリラックスした笑顔がありました。
旭志中学校教諭 八ヶ代志穂子さん
「本人は世界を見ていると思うけど私は、好きでやっている気持ちを忘れずに
楽しくチャレンジしてほしい。明るい生徒で周りのことをよく見ている。困った友達がいるとすぐに駆けつけて助けてくれる生徒です。」
歩空さんは、この日けん玉の魅力を広めようとけん玉教室を開きました。歩空さんが繰り出す圧巻のトリックの数々に参加した子どもたちは大喜びです。
【参加者】
「(歩空さんが)すごかった」「世界一すごいと思った。」「難しそうだけどやってみたい。練習してできるようになりたい。」
去年11月、広島県で開催された『けん玉ワールドカップ』。26か国から約1000人が参加し歩空さんは10歳から12歳の部門で6位に入賞しました。
【歩空さん】
「あと1点で表彰台に上がれたので悔しかったです。」
歩空さんが今、取り組んでいる大技があります。「10タップジャグリングけん」です。失敗しても繰り返して練習をする。この地道な過程の先に見据えるのは
【歩空さん】
「ワールドカップでファイナルステージに立つことです。10タップを披露して優勝したいです。」
夢の実現に向かって歩空さんは一歩ずつ進化し続けています。