福岡県北九州市の武内市長は6日、OECD(経済協力開発機構)が包括的な経済成長を推進する首長を選定する「チャンピオンメイヤー」に選ばれたことを明らかにし、これから目指す持続可能な「新たな都市像」を発表しました。

チャンピオンメイヤーは、OECDが地域の格差の是正や包括的な経済成長を推進する都市の首長らを選定する国際的な連合体で、パリやミラノなど世界30カ国66都市のトップで構成されています。

今回、その一員に選ばれたことを受け、武内市長は環境面や持続可能性の面で市の取り組みを世界に発信していくと述べました。

あわせて武内市長は、持続可能な都市「サステナブルシティ」の今後の方向性として、世界的な権威であるオーストラリア国立大学のシューメイ・バイ教授と共同で策定した「新たな都市像」を発表しました。

シューメイ・バイ教授は、人口が集中する都市は単に課題が生じる場所ではなく世界に通じる課題の解決策が生まれる「変革の主体」と位置づけていて、深刻な公害を克服し環境分野の国際協力活動に300件以上取り組んだ北九州市は、世界をリードする立場にあると評価しています。

市は新たな都市像の象徴として、市民や行政、企業といった多様な主体がつながる「曼荼羅ネットワーク」や、互いを思いやる力を持つ「利他的な都市」など4つのキーワードを掲げていて、年度内に市民のワークショップなどを通して新たな持続可能性につながる取り組みを検討し、来年度に10件程度を試行、推進する方針です。

テレビ西日本
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