高い支持率を維持している高市政権。先月20・21日に実施したFNN世論調査によると「支持する」と答えた人が75.9%となっています。

5日、関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」で橋下徹さんは、高市政権の今後の展望について「高い支持率は武器」と指摘し、国民が嫌がるような社会保障改革などの「改革系」の政策に力を入れるべきと持論を展開しました。

■高い支持率は「武器だと思って」

橋下さんは、「日本の政治家は武器を持たない」ため、「支持率」こそが最大の政治資源になると説明し、支持率の“使い方”には2つのタイプがあると述べます。

【橋下徹さん】「支持率維持だけを目指す政治家と、支持率を使って国民が嫌がるようなことを押し進めていく政治家がいる。安倍さんはそのタイプだった」

安倍晋三元総理は高い支持率を背景に「賛否両論あった平和安全法制や特定秘密保護法」などを成立させたことを説明した橋下さんは高市総理にも同様の姿勢を求めました。

【橋下徹さん】「高市さんにもこの支持率は重要な政治資源を武器だと思って、これを活用して、(支持率が)高いうちに(支持率が)下がるようなこと(政策)をやって、また(支持率を)上げるの繰り返しをやってほしい」

■「高市政権に一番足りないのは規制改革」

2026年の高市政権について、「ごまかさずに正直に!」と記した橋下さんは、高市政権の実績として、大型補正予算による「危機管理投資」を評価。

【橋下徹さん】「高市政権は危機管理投資という、お金をドーンと補正予算で出したことがかなり経済に好影響というか、株価がもう年初来上がってきています」

一方で、規制改革の遅れについて厳しく指摘しました。

【橋下徹さん】「高市政権に一番足りないのは規制緩和というか、規制改革。新規参入を阻むようなルールが日本にはたくさんある。ライドシェアすら日本はできない。自動運転自動車の実験も遅い。ドローンの実験も遅い。

こういうことに関しては支持率が高いうちにどんどん日本がもう待ったなしの状況を切り開いて、ある意味国民が嫌がるようなこと、反発が出るようなことも進めてもらいたいですね」

橋下さんは、高い支持率を持つ今こそ、国民の反発を恐れず改革を進めるべきだと主張します。

【橋下徹さん】「支持率が高いうちにどんどん日本がもう待ったなしの状況を切り開いて、ある意味国民が嫌がるようなこと、反発が出るようなことも押し進めてもらいたい。

支持率が下がってくると誰もついてこなくなるんですよ。政治の世界って足の引っ張り合いなんで。だから支持率が高いと、みんなが言うことを一応聞いてくれる」

■『議員定数削減』については維新・吉村代表の説明が「ちょっと下手」とも

橋下さんが高市政権に期待するのは、「社会保障改革」などの「改革系」だといいます。

【橋下徹さん】「ガソリン減税とか年収の壁引き上げは歴代の政権できなかったんですよ。お金がかかるからと。

お金を使う話これから予算でいろいろ出てきますけども、予算案とか法案なんか見てみても、改革系が少ないから、その改革系の話をもっと前面に出してもらいたいですね。社会保障改革も中途半端で終わってしまってる」

■高市政権と石破政権の決定的な違いは

一方で高市総理と石破前総理の違いについて解説し、高市総理の手腕を評価しました。

【橋下徹さん】「石破政権は自分のやりたいことを全部国会に出した後に、野党からつつかれたわけですよ。(石破政権は)ふらふらしてる状態に見えましたけども、高市さんは国会に出す前に野党と全部手を握っていったんですよ。

子供1人当たり2万円給付(公明提案)とか、ガソリン減税年収の壁引き上げ(国民民主提案)など、ある程度事前に話をつけてるので、国会であまりごたごたした感じが見えてないですよね」

橋下さんは「これは非常にうまいやり方」と評価し、「高市政権と石破政権と同じ少数与党なのに、高市政権がすんなり通してるのは、高市さんの見事な政治手腕」と述べました。

(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年1月5日放送)

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