5日、新春恒例の初競りが秋田市の卸売市場で行われました。場内には威勢のいい掛け声が響き渡り、野菜などがのった縁起物の「宝船」は前年の2倍の価格で落札されました。
秋田市の公設地方卸売市場で5日、水産物・青果など合同の初競り式が行われ、市場関係者など約200人が集まって、2026年の商売繁盛などを祈願しました。
2026年最初の競りには、野菜や果物などがのった縁起物の「宝船」6艘が登場。
最後に落札された県産のネギや三関せりなどがふんだんにのった大きな宝船は、秋田市の仲卸業者が90万円で競り落としました。前年より2倍高い落札価格です。
最後の宝船を落札した松紀の佐藤文信社長は「ことしは宝船が高いように感じた。縁起物なので最後に落としたいと思い、指が自然と出てしまった。1年を通じて、いい天気であるようにと祈念したい」と話していました。
市場関係者によりますと、2025年7月に雨が少なかったことや、県内の農業従事者の減少などで、県全体の青果物の収穫量は2025年より10%減少し、価格は10%増加しました。今後も価格高騰は続くとみられています。