東京証券取引所では2025年最後の取引が行われています。

株価の1年の値動きと2026年の展望について、フジテレビ経済部・原崎はるか記者が中継でお伝えします。

最終日の日経平均株価は5万円台を維持する一方で、値下がり銘柄が目立つ展開となっています。

2025年は例年以上に値動きの激しい1年となりました。

アメリカのトランプ大統領が4月に「相互関税」を発表すると、世界経済の先行き不安から3万円近くにまで急落しました。

その後、米中対立への警戒が和らぐ中、上昇基調を見せた株価は、10月には高市政権による積極財政への期待感もあって初めて5万2000円台をつけました。

年後半に株価を引っ張ったのは、AI(人工知能)の成長への強い期待です。

AIを事業の柱に置く企業の株価が全体を押し上げていますが、相場の過熱感も意識されつつあります。

2026年は6万円超えを予想する声も聞かれる中、30日午後のセレモニーには高市首相も出席して、最後の取引が締めくくられます。

フジテレビ
フジテレビ

フジテレビ報道局が全国、世界の重要ニュースから身近な話題まで様々な情報を速報・詳報含めて発信します。

経済部
経済部

「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
世界的な課題となっている温室効果ガス削減をはじめ、AIや自動運転などをめぐる最先端テクノロジーの取材も続け、技術革新のうねりをカバー。
生産・販売・消費の現場で、タイムリーな話題を掘り下げて取材し、映像化に知恵を絞り、わかりやすく伝えていくのが経済部の目標。

財務省や総務省、経産省などの省庁や日銀・東京証券取引所のほか、金融機関、自動車をはじめとした製造業、流通・情報通信・外食など幅広い経済分野を取材している。