12月27日夕、北海道南部の乙部町で住宅のすぐそばに子グマが出没しました。この地区では10メートル先の住宅の玄関先でも子グマが目撃されたばかりです。
子グマが出没したのは乙部町豊浜の住宅地です。
27日午後4時ごろ、男性から「近所の人がクマを見た」と警察に通報がありました。
警察によりますと、車で帰宅した80代女性が車庫に車を前入れした後、車外に出て振り返ったところ、車庫の前の路上に体長80センチほどの子グマがいました、
子グマは女性を気にする素振りはなく、そのまま北東の森の中に歩いていったということです。
女性にケガはありません。
通報を受けて警察官が現場に駆け付けましたが、当時、現場周辺は吹雪で、足跡やふんなどの痕跡は見つかりませんでした。
豊浜地区では26日朝にも80代男性が玄関先で体長80センチほどの子グマを目撃したばかりです。
警察は同じ個体の可能性もあるとみて、注意を呼びかけています。