教員不足が深刻化する中、今年度の教員の採用倍率は富山は小学校が1.2倍と全国で2番目に低くなっています。
文部科学省の調査によりますと、今年度の公立学校の教員採用倍率は、全国で2.9倍と過去最低となりました。
このうち富山県は1.8倍で、前年度と比べて1.1ポイント下がりました。
学校別にみると小学校が1.2倍、中学校が2.7倍と、前の年度より大幅に下がり、小学校は全国で2番目に低くなりました。
文科省は全体の傾向として、大量採用時代の教員が退職したことに伴い、採用者数が増加していることが主な要因としていますが、受験者数も大きく減少していることから教員の働き方改革などを加速させる方針です。