クリスマスも終わり、一気に年末年始モードに入った26日。
お正月の楽しみの1つ、福袋の店頭販売がひと足早く各地でスタートしました。

「イット!」取材班が訪れたのは、東京・墨田区にあるレストラン「カプリチョーザ オリナス錦糸町店」です。

オープンの午前11時には、レジに行列ができていました。

お目当てを来店客に聞くと、「福袋を買いに来ました。お食事券がお得なので、買いに来たんですよ。お食事券が5000円分。(福袋が税込み4000円なので)1000円お得になってます」と答えました。

イタリア料理チェーン「カプリチョーザ」の一部の店舗では26日、福袋の先行販売がスタート。

気になる中身は、オリジナルのボアバッグやドレッシングなどに加え、5000円分のクーポンが入ってお値段4000円(税込み)。

販売価格以上のクーポンがお得にゲットでき、購入客からは「お得でほとんどタダみたいな。最高です!」といった声が聞かれました。

カプリチョーザ オリナス錦糸町店・飯田美優さん:
例年に比べてすごく売れ行きが好調でびっくりしています。実質無料どころか1000円分お得な内容で、物価高の中、少しでもお客さまにお得にお食事いただけたらなと。

物価高の荒波が押し寄せる中、家計の味方になりそうなお得な福袋はまだあります。

「DipperDan」では最大3350円お得にクレープを楽しめる券が入った福袋の他、「カレーハウスCoCo壱番屋」では2500円(税込み)の福袋を販売。

販売価格と同じ2500円分の食事補助券などが入っているということです。

牛丼チェーン「すき家」でも、販売価格と同じ額のクーポンにスープマグやスプーンなど、オリジナルグッズがついた福袋を販売しています。

また、サンドイッチチェーンの「SUBWAY」では、ニットバッグなどのグッズが入った5000円(税込み)の福袋に、5630円分のサンドイッチチケットが付くお得ぶりです。

さらに「サンマルクカフェ」では、6000円相当のチケットにチョコクログッズがついて5000円(税込み)というお得な福袋の販売がスタート。

「サンマルクカフェ新宿新南口店」では、26日朝7時のオープンから1時間半ほどで26日の分は完売したといいます。

来店した客は「福袋で1番(サンマルクカフェ福袋)が本当は第一希望だったけど、やっぱり人気なのは売り切れてますね」と話しました。

他にもお得なチケットがついた福袋を販売していて、「ドリンク代だけでクロワッサンが5個無料になるという。お得です!ドリンク買います!今。(Q.今のチケットで?)きょう買ったので、これでドリンクを飲みます!」と話す親子は、2000円分の福袋をお買い上げです。

物価高とともに迎える年末年始。
少しでもお得に楽しめる福袋は“注目の的”となりそうです。