愛媛県西条市にあるタオル製造業者が事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが24日に分かりました。負債は推定で1億4000万円と見られています。
自己破産申請の準備に入ったのは、西条市三芳にあるタオル製造業「星野タオル」です。
帝国データバンク松山支店によりますと、「星野タオル」は1977年8月に創業。ブランドタオル製造業者として、県外のタオル問屋などを対象にフェイスタオルなど各種の製造販売を手がけ、得意先からの受注も確保し一定の事業の規模を維持していました。
しかし他社との競争の激化を背景に、資材の上昇分を価格転嫁しきれず低調な収益が続き、さらに長年勤めていた主力従業員の退職に伴いタオル生産の対応が困難に。金融機関の借り入れを主体に有利子負債の負担が重くのしかかるなか、人員の確保に苦戦し、先行きの見通しが立たず12月22日に事業を停止。自己破産申請の準備に入りました。
負債は推定で1億4000万円と見られています。
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