2025年も残すところ10日を切りました。大分県内各地では迎春準備が慌ただしさを増しています。
縁起物として知られる竹田市の伝統工芸「姫だるま」も制作のピークを迎えています。
竹田市の無形民俗文化財に指定されている伝統工芸「姫だるま」。
商売繁盛や家内安全を願う正月の縁起物として知られています。市内にある「ごとう姫だるま工房」が唯一制作していて和紙などを張った木の型に1つ1つ色を塗るなどしていきます。
新年を迎える前から注文が殺到するためこの時期が1年で最も忙しくなるそうです。
◆後藤久美子さん
「だるまさんの行った先が穏やかで温かい1年であるようにと思っている」
工房では12月29日までにおよそ200個の姫だるまを作る予定だということです。