2026年9月で休館の方針が示されていた岐阜県高山市の「飛騨・世界生活文化センター」について、県は2027年3月まで運営期間を延長する方針を示しました。
高山市の「飛騨・世界生活文化センター」は、多目的ホールや会議室などを備えた複合施設で、岐阜県が総事業費170億円をかけ2001年に開館しました。
しかし、2024年度の利用者数がピーク時の半分程度に落ち込んだことなどを理由に、県が2026年9月末で休館する方針を示したところ、施設を利用する地元の市民団体が方針撤回を求めていました。
これに対して県は運営期間を2027年3月末まで半年間延長する方針で、12月26日まで募集している施設の新たな活用策の提案についても、締め切りを延長するとしています。