日銀の金利引き上げに伴って、鹿児島銀行は2026年2月に普通預金の金利を引き上げると発表しました。
これについて郡山頭取は23日の定例会見で「取引先の金利負担が増える中で顧客のサポートをしていきたい」と語りました。
鹿児島銀行は2026年2月2日から普通預金の金利を現在の年0.2%から年0.3%に引き上げます。
これは日銀が政策金利を0.5%程度から0.75%程度に引き上げたことに伴う対応で、33年ぶりの水準になるということです。
一方で優良企業向けに短期で貸し出す金利「短期プライムローン」は、現在の年2.375%から年2.625%に引き上げられます。
これについて鹿児島銀行の郡山頭取は、23日の定例会見で次のように述べました。
鹿児島銀行・郡山明久頭取
「取引先の金利の負担は当然増えてくる。単にローンを貸すということだけではなくて、客の利益を上げるためのサポートをやっていかないといけない」
また、23日の会見では相続手続きについて、鹿児島銀行や南日本銀行など4つの銀行、信用金庫で相続依頼書の様式や記入内容を共通化することが発表されました。
高齢化社会が進み相続手続きが増えることが予想される中で、煩雑な手続きを減らすことが目的で、2026年2月からの運用開始を目指しています。