架空取引で会社からおよそ700万円をだまし取った罪に問われている中古車販売大手・グッドスピードの元課長が、初公判で起訴内容を認めました。
グッドスピードの元社員・鈴木佑介被告(40)は2023年11月ごろ、個人で経営する別の会社で仕入れたカーナビを仲介業者を通してグッドスピードに納品したように装い、現金およそ700万円をだまし取った罪に問われています。
22日の初公判で、鈴木被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
続く冒頭陳述で検察側は、「在庫管理を任されていることを悪用し、カーナビの請求書と納品書をグッドスピード宛で作成してほしいと依頼した」などと指摘しました。
弁護側は争わない姿勢を示しています。