高知市出身のプロボクサー・市原涼選手が東京の後楽園ホールで快挙を成し遂げました。
ボクシングを始めたのはわずか3年前。アルバイトをしながらボクシング漬けの生活を送り、これまで7戦全勝。それも全てKO勝利という「黒潮のKOキング」がその名にたがわぬ鮮やかなKO勝利で全日本新人王獲得です。
黒潮ボクシングジム所属の市原選手はスーパーバンタム級のプロボクサーで、これまでの戦績は7戦7勝7KO。「黒潮のKOキング」と恐れられる高知、期待のボクサーです。20日、東京の後楽園ホールで全日本新人王決定戦に臨みました。
相手は、市原選手よりキャリアのある技巧派サウスポーです。1ラウンドは互いにジャブを突く慎重な展開。試合が動いたのは2ラウンド中盤からです。
実況：
「互いにサンデーパンチ（強打）はもらっていないという状況です。左フックー、これがある。これがある。終わらせたー。」
強烈な左フックが相手の顎をうちぬく見事なKO劇で高知に5年ぶりの新人王をもたらしました。
黒潮ボクシングジム・市原涼選手：
「勝ててほっとしています。それだけです」
新人王獲得は福永宇宙選手以来5年ぶり、四国で2人目の快挙です。さらに市原選手は全12階級で3人しか選ばれない優秀選手賞の1つ、敢闘賞も獲得しました。
その市原選手が23日、スタジオに出演してくれます。試合の感想や今後の目標などを直接聞きたいと思います。ぜひご覧ください！
