大分県内の主食用のコメの生産について、2026年の目安が決まりました。全体の作付面積は2025年の実績より560ヘクタール少なくなっています。
コメの生産の目安については、国が需給のバランスを見て示した全国の生産量を基に、大分県内の必要な作付面積が算定されています。
22日は、県や農業団体で作る大分県農業再生協議会の会議が開かれ、県内の2026年の主食用のコメの作付面積の目安が承認されました。
それによりますと、大分県の作付面積の目安は2025年の実績より560ヘクタール少ない、1万8340ヘクタールとなっています。2025年はコメの価格高騰を受け農家が生産を増やしたことなどで、当初の見込みより生産量が増えていて、2026年の目安は2025年の実績より少なくなっているということです。
市町村別では、宇佐市が最も多く3704ヘクタール、次いで豊後大野市が2214ヘクタール、竹田市が1644ヘクタールなどと続いていますが、姫島村を除く全ての市と町で面積が減っています。県は、需要に応じたコメの計画的な生産を目指すとしています。