空き家を改修して整備された舟形町の交流施設で、東北農林専門職大学の学生がクリスマスイベントを開いた。住民が楽しく集う場所となった施設に子どもたちの歓声が響き渡った。

「うまくできたぞ!」

このクリスマス会は、舟形町のアパートに住む東北農林専門職大学の学生サークル「舟形元気プロジェクト」が初めて企画したもの。
開催場所は、学生アパートの隣に整備された交流施設「ふなぽん」。

「ではみなさん塗りますか」

2025年3月、空き家だった建物を改修し、地元の住民と一緒にリフォーム。
みそづくりやクラフト体験会など、これまでさまざまな交流イベントを繰り広げてきた。

2025年の締めくくりとなる「クリスマス会」は、地元の子どもたちに楽しんでもらおうと企画した。
クリスマスリースの材料やケーキの具材などをすべて学生たちが準備し、16人の小学生と楽しくデコレーション。

(舟形小2年生)
「とても楽しかった。すごく種類があって、選ぶのも飾りつけも大学生が優しく教えてくれるからじょうずにできた」

(舟形小2年生)
「難しいけど楽しい。きれいに作りたいなという気持ちになる」

(舟形元気プロジェクト代表・坂本優稀さん/青森県出身)
「舟形に住んで2年になる。優しくしてくれる町民の方々に恩返ししたいと思って活動している。来年もさらにパワーアップするサンタ!」

2026年に入学する3期生のうち10人が町営アパートに入居する予定。
舟形町民となる学生は30人に増え、学生たちの元気とパワーで町はますます活気づいていきそう。

さくらんぼテレビ
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