広島県の横田美香知事は、高齢化や担い手不足など農業を取り巻く課題について農業経営者の代表と意見を交わしました。
【横田美香 知事】
「農業の現場も働く方々が働きやすくて、しかも、成長が感じられて働き甲斐のある、そういう職場に農業現場もなっていかないといけない。そのためには農業の生産性を上げてしっかりと稼げる農業にしていくことが第一だと思っている」
意見交換にはコメや果物などを栽培する県内の農業経営者の代表１８人が参加し、後継者の確保や人材育成など農業が直面する課題について意見を交しました。
農業経営者からは行政と一体となって担い手の確保や育成に取り組む必要性や、ロボット技術を活用した「スマート農業」の推進、さらに、農業の魅力を知ってもらうための情報発信が必要との提案がありました。
これに対し、横田知事は県内農業の活性化策として小中高校などでも、スマート農業を伝えていく取り組みをやっていきたいと意欲を示しました。
