調査会社のインテージは22日、年明けのお年玉の調査結果を発表した。

来年2026年にお年玉を渡す人の予算総額は平均2万4039円となり、前の年に比べ736円減った。

この調査でのお年玉予算は2年連続の減額になった。

さらに物価高や円安が、お年玉に影響すると答えた人は去年から2.4ポイント増え40.2%にのぼった。

インテージは「お年玉は年始のハレ行事で子供や孫を喜ばせられる一大イベントだけに、社会のマイナスの影響を受けづらい傾向があったが、『聖域』に不穏な影が差し始めた可能性もある」と分析している。

お年玉のもらい方の意識にも変化がみられ「スマホのキャッシュレス決済」でもらいたいという人が38.5%で、去年から8ポイント増えている。

一方、渡す人は9割以上が現金(手渡し)を予定していて、理由を現金の方がありがたみが伝わるなどと回答している。

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