愛媛県でインフルエンザの大きな流行が続いていて、1週間あたりの1医療機関の平均の感染者が55人を超えたと19日に発表されました。特に中予の保健所のエリアは約74人と突出しています。

愛媛県によりますと、県内全体でインフルエンザの感染者は12月14日までの1週間、1医療機関で平均55.05人確認され、前の週から8.70人増加。大きな流行の発生を示す基準の30人を超えていて、「警報」レベルが続いています。

保健所別では、最も多いのが中予で74.75人で前の週より25.0人も急増。四国中央も前の週より27.0人も増え56.25人になりました。このほかは西条68.50人、今治60.75人、松山市52.45人、宇和島41.75人、八幡浜28.75人。全てで増えています。

年齢別では特に15~19歳で急増していて、前の週の2.1倍になっています。また入院も15歳未満が7割近く占めています。

新型コロナウイルスの感染者は同じ期間、1医療機関あたりの平均で1.24人でした。

愛媛県は、年末年始は向けての帰省や忘年会・新年会などで人の移動や交流が活発になり、感染のリスクが高まるため、咳エチケットや手洗い、喚起など、予防の徹底を呼びかけています。

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テレビ愛媛
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