20日は西日本や北陸で気温が上がり、師走とは思えない暖かさになりました。
2025年もあと11日。
新しい年はすぐそこです。
長野・安曇野市の神社では、新年まで10日余りとなった20日、年末年始に巫女(みこ)などとして働く人たちへの研修会が行われました。
参拝客を迎えるための心構えや縁起物の種類、さらにはお札やお守りなどの渡し方などを学びました。
一方、戦国時代に徳川と今川の激しい戦の舞台となった静岡県の掛川城では、忍者の衣装を着た子供たちがおもてなし隊のメンバーと一緒に「すす払い」にチャレンジしました。
長い「笹竹」を使って城壁の汚れを落とす子供たち。
天守閣に登って軒下などを奇麗にします。
参加した子供は「昔の時代からこうやって重い竹でさーっとやるのは大変だなと思った」と話しました。
20日は北陸や西日本では気温が上がり、福岡市で23.2度を観測するなど12月としては記録的な暖かさとなりました。
20.9度を観測した富山市では、10月中旬並の気温に半袖姿の人も見られました。
一方、関東では気温があまり上がらず、平年並みの寒さが続いています。
そうした中、神奈川・横浜市のアミューズメントパーク「こどもの国」では屋外のアイススケート場がオープンし、訪れた人たちが今シーズンの初滑りを楽しみました。
転んでしまう子もいましたが、「楽しかった。(スケートは)初めて。スケートがうまくなりたい」「滑るとつるつるーっとしてジェットコースターみたいで楽しい!」「上手になって帰りたい。フィギュアスケートをやってみたい」などとスケートを楽しむ声が聞かれました。
こどもの国では2026年の2月下旬までアイススケートを楽しむことができ、冬休み期間はワンポイントレッスンも行うということです。