富山県小矢部市在住の70代女性がSNS型投資詐欺の被害に遭い、約6860万円をだまし取られました。
小矢部警察署によりますと、女性は5月頃、株式投資の情報収集中に有名投資家のオンライン講座を見つけ会員登録。同時期にLINEで株の優良銘柄を紹介するメッセージが届き「株式戦略研究会」というグループに招待されました。
グループ内では複数の「先生」や「アシスタント」が株式投資の勉強会を開いており、参加者が資金を出し合って投資するプロジェクトへの参加を勧められました。
女性はプロジェクト参加を申し込み、指示通りに専用取引口座を開設。6月13日から7月23日までの約40日間で指定口座に計6860万円を振り込みました。
取引用口座には入金が反映され、利益が出ているように表示されていましたが、家族から詐欺の可能性を指摘され、被害に気づきました。
警察は「著名人の投資セミナー」「必ずもうかる」などと勧誘されても詐欺を疑い、SNSでお金を請求された場合は一人で悩まず、家族や警察に相談するよう呼びかけています。
