■恋乃葉さんにとっては初めての進行役
『ひろしま棚さんぽ』です。
今年最後の放送はこれまでの名場面を振り返る「傑作選」をお送りします。
惜しくもカットになった未公開映像を交えながら、お届けします。
【塚本恋乃葉さん・棚田徹アナ・野川諭生キャスター】
「ゆっくりね」
「ゆっくり来たね」
「ゆっくり行きますよ」
『歴史にずきゅん。ひろしま棚さんぽ』がスタートしたのは、今年4月。
開業を間近に控えた新しい広島駅ビルから放送が始まりました。
【塚本恋乃葉さん・棚田徹アナ】
「さあ、広島駅にやってきましたが、だいぶ変わったね。あれだよ、ここ広電が、電車がこう入って、あそこが…」
「それ聞いたことありますけど、ここなんですか?」
「ここよ!」
「いやー、恐ろしいほどの…」
「変わり様だよね」
「変わり様です」
「さあ、棚田さん!」
「なんでしょう」
「TSS開局50周年新企画、『歴史にずきゅん。ひろしま棚さんぽ』が始まります」
「はい!」
「このコーナーは…広島の今と昔をテーマに。街を歩いて人に…」
台本を凝視する恋乃葉さんに棚田アナが突っ込む。
「はははは。ガンガン!ガン読みですね。あなた」
恋乃葉さんにとっては初めての進行役…今振り返るととても懐かしいですね~
■棚田アナ 入社1年目のリポート
【塚本恋乃葉さん・棚田徹アナ】
「実は…」
「何々?」
「棚田さんの秘蔵映像をTSSのアーカイブから探し出しましたので、まずは棚田さんの歴史にずきゅん!しましょう」
「ずきゅん!しましょうか」
その映像というのが…
≪SunSun広島ニュース≫(1984年)
「この春の日差しの中で、田植えの方も着々と進んでいます。ここは島根県との県境にあります広島県は大朝町です」
入社1年目当時22歳の棚田さん。
【塚本恋乃葉さん・棚田徹アナ】
「棚田さん!」
「これ俺?やばっ、うそでしょ?」
花田植えを紹介するVTRだったのですが、衝撃の結末が待っていました。
≪SunSun広島ニュース≫
「いやーそれにしても、田んぼっていうのは、いいですね。水ぬるむ春でございますよ」
なんと棚田アナが乙女姿に・・・
【塚本恋乃葉さん・棚田徹アナ】
「何が水温む春だ…え!」
「覚えてますか?これは歴史ありですね。もう『ずきゅん。』ときました!」
「きてないよね」
「きました!」
■ここからが未公開映像!
そして、ここからが未公開映像!広島県のずきゅん。ポイントを聞いていると恋乃葉さんにアクシデントが…
【塚本恋乃葉さん・棚田徹アナ】
「人が優しいって言う…のがずきゅん。
ときます」
「え?人が優しい?」
「なんか帰ってきて、河野さんとロケに行かせてもらった時も、色々助けられたことが多くて。その心の広さがとっても…ずきゅん。ときます」
なんとコメントの最中にワイヤレスマイクが落ちる。
「恋乃葉さん、マイクが。マイク。
マイクが落ちましたけど、ちょっとそれもう1回やりましょう」
慣れないながらも進行役を頑張る姿が印象的でした。
■おじさんは悲しい!
続いては、9月に放送した「ひろしまゲートパーク編」から。
かつて市民球場だったこの場所で、当時の名残を探すミッションに挑戦した二人。
【塚本恋乃葉さん・棚田徹アナ】
「いきまーす、やばい!これは…」
恋乃葉さんが思わず暴投してしまう場面もありましたが、なんとかミッションクリア!ご褒美は、高さ15センチのふわふわのホイップクリームにストロベリーとバナナがトッピングされたインパクト満点のパンケ~キ!実は、パンケーキの登場する前にハワイアンドリンクも楽しんでいました!
【スタッフ・塚本恋乃葉さん・棚田徹アナ】
「こちらがヴァージンマイタイになります」
「すごい、見てください。ちょっと待ってください。なんでストローが二本あるんでしょうか」
「僕にも飲めってこと?一緒に?そういうことですか?ハワイの夕日でしたっけ?」
「ハワイの夕日を意識しております」
「すごいね。絶対おいしい」
「そういえばこんな夕日だったよなあ」
「行ったことあるんですか?」
「さっきないって言ってた」
「何を適当なことを言ってるんですか」
早速飲んでみると…
【塚本恋乃葉さん・棚田徹アナ】
「おいしいわ。おいしい」
「フルーツのそれどんな味?」
「フルーツ!」
「飲みますか?」
「いいよ。そんな、おじさんと2本のストローは嫌でしょ」
「はい、びっくりしました」
「はい、って言うなよ、堂々と」
ちょっぴり傷ついた棚田さんでした。
■棚田さんのイメージは将棋?実はアウトドア派
そして、最後は、広島駅の向かいにある商業施設「エールエールA館」編から。
1999年にオープンしたこの施設では、新しい広島駅の開業に合わせて、大改修が行われていました。
地下の食料品売り場も今の時代のニーズに合わせた食品専門店が出店。
さらにお惣菜や、スイーツエリアも大リニューアルが行われました。
【福屋広島駅前店 鈩前浩二 店長・塚本恋乃葉さん・棚田徹アナ】
「すごい、見えますよ」
「ガラス張りになってる」
「もうガラス入ってますね」
8階から10階にかけては、広島市中央図書館の移転工事が着々と進められ、さらに5階は…
【福屋広島駅前店 鈩前浩二 店長・塚本恋乃葉さん・棚田徹アナ】
「5階1フロアですね。スーパースポーツゼビオになっています」
「あ、ゼビオが入ってるんですか?」
「珍しくないですか?」
「百貨店の中にね?」
「ずっと全部」
「1周全部ゼビオ?本当に?あ、本当だ」
かつて紳士服エリアだった5階には、全国チェーンのスポーツ用品店が出店し、様変わりしました。
登山が趣味という棚田さんは…
【塚本恋乃葉さん・棚田徹アナ】
「ちなみに棚田さん気になるところは…」
「僕は…アウトドア系のものはあるんですか?」
「え、アウトドア?」
「いやいや、ちょっと待って。似合わないですか?アウトドア」
「なんかイメージが…」
「え、じゃあどういうイメージですか?」
「将棋…」
「ちょっと見せましょうか?1枚」
「はい…え?これ本当に棚田さんですか?」
「何疑っとるんよ、これ大山です」
「だってちょっと…きょうイチの衝撃を受けました」
そして、ふたりは、登山グッズエリアへ…
【塚本恋乃葉さん・棚田徹アナ】
「あ、ザックね?」
「このまま、もう一人で買い物コーナー…なんか楽しんでもらって。私は、今日は、司会は終わりで」
「(グレゴリーの)シトロ…。いやー、いいですね。こういうところ、見ていて飽きないですもんね」
「は、はい…あ、飽きないです」
「飽きないよね」
■恋乃葉さんのバレーボール部時代の一番の思い出は?
この後OAでは、カープグッズエリアへふたりは向かうのですが、実はこんな場所も見ていました。
【塚本恋乃葉さん・棚田徹アナ】
「おー!えっ、なんかすごいかわいい」
「バレーボール」
恋乃葉さんがバレーボールグッズを発見
「うわー、懐かしいな。もうこれ、穴開いてくるんですよ。滑りすぎて」
「滑りすぎて?つらかったん?バレーボール部は?」
「きつい!」
「きつい?」
「きついけど、やっぱり勝った時、嬉しいから…」
「あー、そうだよな」
「頑張れるっていうか…」
「一番の思い出は何ですか?バレー部の」
「一番の思い出は鼻血が出ても、肋骨が折れても休まなかったこと。気づかなくて、寝る前に『何か苦しいな』って思って。なんかだんだんちょっと息が…」
「大丈夫?それ」
「んってなって、ちょっとレントゲンを撮りに行ったら折れてました」
「大変だったね。ちゃんと治って良かったじゃん」
「はい、そうなんですよ」
2025年は、全32回を放送してきた「ひろしま棚さんぽ」これからも2人の「ずきゅん。な散歩」をお届けしていきます。
【塚本恋乃葉さん・棚田徹アナ】
「ということで、皆さん、どうぞ、よろしくお願いいたします」