2025年も残すところ10日余り、新年に向けての準備が進んでいます。秋田市の造園会社では、正月飾りの門松作りがピークを迎えています。
門松を作って53年目を迎える秋田市の松美造園建設工業です。12月上旬から6人の職人が門松の製作にあたっています。
門松は新年に年神様を招き入れる目印とされていて、縁起物の松・竹・梅のほか、災いを払い福を招くといわれる南天などが使われています。
門松作りは今がピークで、職人が一つ一つ手作業で仕上げていきます。
資材価格の高騰で前年より1割ほど値上げを余儀なくされましたが、注文数は、ほぼ例年並みだということです。
注文の8割は県内企業からで、310基を製作する予定です。
松美造園建設工業・小松和彦さん:
「丁寧に、客が良い年を迎えられるように作っている。毎年のように災害などが起こっているので、来年こそは、この門松で良い年を迎えられたらいい」
門松作りは12月20日過ぎまで続きます。