来年春様々な角度からコスメを学ぶ「コスメティックサイエンス学環」を設置する佐賀大学が、化粧品を製造・販売する県内外の企業などとの連携を深めようと18日意見交換会が行なわれました。
佐賀大学は、コスメ業界で活躍する人材を育てようと、国立大学で初めてとなる「コスメティックサイエンス学環」を来年春に設置します。
開設に向けてコスメに関わる企業や団体との連携を深めようと18日意見交換会が行なわれ、県内外の化粧品の製造をする企業などから約30人が参加しました。
大学側からは教授の研究内容とコスメとの関わりなどについて発表し、また、企業側からは「学生との交流を深めて採用につなげたい」などの要望も聞かれました。
【佐賀大学 野出孝一学長】
「佐賀県の産業界あるいは行政の方々と連携することで学環の成功につながるかなと思っています、社会的なセンスを持った学生を育てていきたい」
新設される学環では、化粧品の開発・製造に関わる化学や生物学だけでなく、マーケティングなども学べるのが特徴で30人の定員を予定しています。
