自民、日本維新の会両党は19日、2026年度の税制改正大綱を決定します。
所得税がかかり始める「年収の壁」を、160万円から178万円に引き上げる他、手取りを増やす恩恵を中所得層にも広げます。
こうしたなか、物価高が続いています。
11月の消費者物価指数は2カ月連続で3%となりました。
総務省が発表した11月の消費者物価指数は変動の大きい生鮮食品を除く総合で、前の年の同じ月と比べた上昇率が3.0%となりました。
「生鮮食品を除く食料」は7.0%と、食料が全体を押し上げる状況が続いています。
クリスマスを前に、「ケーキ」が7.4%上昇した他、材料の「卵」が12.8%「チョコ」も26.7%上昇となりました。
一方、おせち料理でも、「もち」の上昇率が31.6%となった他、「いくら」が11.9%「こんぶ」も15.4%上昇しました。
年の瀬を前に、物価高による家計の負担増が続いています。