聴覚障害者の国際スポーツ大会・デフリンピックの女子バレーボールで金メダルを獲得した新潟県上越市の岡田夕愛選手が12月18日、高校で開かれた報告会に出席し、喜びと感謝の思いを語りました。

上越市の上越高校で18日、大きな拍手で迎えられたのは、デフリンピック女子バレーボール日本代表の岡田夕愛選手です。

11月東京で行われた聴覚障害者の国際スポーツ大会・デフリンピックで2大会ぶり3度目の優勝を果たした女子バレー日本代表。

ミドルブロッカーの岡田選手は168cmの長身を生かしたブロックや強烈なスパイクを武器に活躍し、チームに大きく貢献しました。

その岡田選手は高校で行われた報告会で改めて金メダル獲得の喜びと応援への感謝の思いを語りました。

【岡田夕愛 選手】
「この金メダルは友達や家族、応援してくださる皆さんのおかげで獲得できたもの。これからも感謝の気持ちを大切にしながら、さらに成長できるよう頑張りたい」

生徒からの質問コーナーでは…

【生徒】
「決勝戦はこれまでにない緊張をしたと思うが、どのように緊張を和らげた?」

【岡田夕愛 選手】
「準決勝と決勝はこれまでに経験したことがないくらい緊張した。でも、試合前のアップで1本目のサーブを壁に当てるつもりで打つことをチームの約束としてやっていたので、そこで緊張を和らげた」

目の前のプレーに集中し、緊張に打ち勝ったという岡田選手。今後の目標は…

【岡田夕愛 選手】
「今後の目標はチームとしては金メダル、個人としてはエースとして活躍できるよう頑張りたい」

デフバレー界のエースへ!岡田選手の益々の活躍が楽しみです。

NST新潟総合テレビ
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