柏崎刈羽原発の再稼働をめぐり新潟県が行った公聴会について、市民団体が「そこで出た意見が軽視されている」として改めて内容を分析した上で再稼働の是非を判断し直すよう県に求めました。

県の公聴会は柏崎刈羽原発の再稼働をめぐり、花角知事が県民の意見を集約する方法の一つに挙げていたもので、今年6月から5回にわたり開かれました。

そこで発言した公述人から成る市民団体のメンバーは12月17日、公聴会の評価・分析を行うよう県に意見書を提出。

花角知事が公聴会を軽視し、再稼働容認の判断は県民の意見を十分に反映させたものと言えないと指摘しています。

【公聴会公述人有志の会 長崎清一さん】
「公聴会の公述人の意見は県民の声として本当に真剣に捉えていただいたのか、どうも違うのではないかと思う」

市民団体は公聴会で出た県民の意見を改めて分析した上で、再稼働の是非を再検討するよう求めています。

NST新潟総合テレビ
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