人の行き来が多くなる時期を前に、12月18日、岩手県田野畑村で北山崎などを巡るクルーズ船の安全点検が行われました。
これは観光客が多く訪れる年末年始を前に東北運輸局が毎年この時期に行っているものです。
今回の点検は「北海道・三陸沖後発地震注意情報」の発表に伴い延期されていましたが、16日の呼びかけ期間終了を受け18日に実施されました。
点検は東北運輸局岩手運輸支局の担当者など6人が、北山崎断崖クルーズ「SUNRIKUGO」に乗り込み乗組員立会いのもと実施されました。
担当者は救命胴衣や消防設備が整っているかチェックしたほか、災害などが発生した際の連絡体制などについて確認していました。
東北運輸局岩手運輸支局 渡邉哲朗運輸企画専門官
「何かあった時でもすぐに避難する。それ以外の対応についても事業者さんは対応されているということなので、安心して遊覧船に乗っていただければありがたい」
旅客船の安全点検は19日に宮古市でも実施される予定です。