北海道千歳市の道央自動車道で空港連絡バスが炎上した事故を受け、北海道運輸局が12月18日午前、バスの運行会社に立ち入り検査に入り、点検や整備の状況などを調べています。
北海道運輸局が立ち入り検査に入ったのは、北広島市の北都交通大曲営業所です。
17日、北都交通が運行する札幌から新千歳空港へ向かう空港連絡バスが、道央道・千歳恵庭ジャンクション近くで出火し、全焼する事故がありました。
消防によりますと、当時バスはエンジンがある後部から火が出たとみられています。
乗客乗員にケガはありません。
北海道運輸局は、バスの点検や整備のほか、避難誘導の手順なども確認するとしています。
北都交通によりますと、出火したのは2015年式の走行距離約118万キロのバスで、走行前の点検では異常はみられませんでした。