杉本達治前知事のセクハラ問題による辞職に伴い来年1月に実施される福井県知事選挙に、元副知事で越前市長の山田賢一氏（67）が立候補することを18日、市議会本会議で表明しました。
18日の市議会本会議で山田氏は、「再任されたばかりで苦慮をした」としながらも、「大変厳しいいばらの道であると思うが、この身を捧げることを覚悟し決意した」と知事選へ立候補する意志を示しました。
知事選を巡っては、県議会最大会派の自民党県議会が10日に総会を開き、全会一致で山田氏の擁立を決め、立候補を要請。山田氏は「前向きに、重く受け止めさせていただきます」とし市議会や後援会の意向を確認するとしていました。
山田氏は京都大学法学部卒で、県産業労働部長や副知事を歴任し、2021年の越前市長選挙で現職を破り初当選。現在、2期目です。
知事選挙は1月8日告示、25日投開票で、現時点で共産党の金元幸枝氏が出馬を表明。17日に開かれた立候補予定説明会には、山田氏と金元氏を含む5陣営が出席しました。
